おはよう!斜め下から見上げる悩殺ポーズ♪
今日は夕方に健康診断に連れて行きます。
そんなこと知らず、ご機嫌のココちゃん。
朝の体重110g。
自転車と電車に乗ってやってきた獣医さんの待合室で。
緊張で冠羽が立ってキャリーケースのてっぺんにくっついています。
ドキドキだよね~。
キャリーごと体重を量り、そして先生の触診です。
先生の手にしっかりと保定されて、なすがままのココ。
「丸いから持ちにくいよ~」と言われながらも、手際よく爪を切られました。
ここでの体重111g。
ココの羽やおなかを見ながら「元気ですね!」と先生。
「とても元気だと思います」と私が言うと
「きわめて元気です!」と先生もおっしゃいました。
気になっていた飲水量の多さも、換羽中の今としては標準内に入るとのこと。
この換羽が終わっても20gを超えるようなら、血液検査をしたほうがいいそうです。
「この子くらいの体格だったら1日10g程度が平均ですね」とのことです。
ジャーッ!と音がするほど水分量の多いフンをするので心配でしたが
「ころころのフンがいい、と決まったわけではないし、個性ですよ。」
と言ってくださったので安心しました。
体重に関してもハードなダイエットは必要なく、夜間餌抜き程度でいいそうです。
「夜、餌を抜いているものだから、朝はおなかがすいて、
早く食べたい、食べたい!って大騒ぎなんですよ~。」と私が言うと
「まぁ、それくらいの方が生活にメリハリがついていいでしょう。」と
先生はにこりともせずにおっしゃいました。
相変わらずクールな先生です。
でもこの先生に確信を持って言われると、とても安心するのです。
糞便検査も、そのう液検査も異常なし。
「健康です」と太鼓判を押されました。
あぁ、よかったね!
診察が終わってキャリーケースに戻されたココ。
興奮して荒い息をついています。
乱れた羽も繕わずに、放心状態…。
「ありがとうございました」と診察室を出ると、キャリーの中のココを見て
待合室で待っていた人がにこにこしながら自分のキャリーを見せてくれました。
中にはきれいなシナモンのオカメちゃん!
ここでオカメインコに会うのは初めてです。
私も嬉しくなってしゃがみこんで見せていただきました。
ココと同じ女の子、もうすぐ1歳になるそうです。
「発情はしましたか?」「体重は何グラム?」なんて話をしました。
美しいシナモンちゃん、大きいと思ったら124gあるそうです。
シナモンちゃんはココを見て、ちょっと緊張気味でしたが、
ココは乱れた姿の放心状態のまま…。私が恥ずかしがっていると
「オカメちゃんはおめかし上手だからすぐにきれいにしますよね。」
と言ってくださいました。
そのうちココと入れ替わりに診察室に入った人が出てきて、
私たちを見て「うちもオカメです♪」と、キャリーを見せてくれました。
真っ白なアルビノちゃんでした。きれい~~!
くちばしも淡いピンクで、ココと同じオカメじゃないみたい。
シナモンちゃんやアルビノちゃんを見たあとにココを見ると、
羽の乱れたグレーの姿は地味に見えました(ココちゃんごめん)。
そこへ、私の名前が呼ばれてお会計です。
う~ん、残念!もっとオカメ話をしたかったわ。
見ず知らずの方とでも、すぐに話がはずむのだから、オフ会になんて行ったら
それは盛り上がるのでしょうね!
お会計は、再診料、便・そのう検査、いつものペレット100gで1680円でした。
このまま何もなかったら、今度は春の健康診断ね。
「お大事に」「さようなら」と、オカメ仲間に挨拶をしてエレベーターに乗りました。
よっぽど疲れたのか、帰りの電車の中ではココは一声も発しませんでした。
覗いてみると、こちらは向かず、暗いほうを見てじっとたたずんでいました。
電車が多摩川を越えるとき、うっすらと夕焼けが見えました。
家について、がんばったご褒美に赤粟穂をやりました。
羽も繕わず、まだ乱れたままで粟穂に食いつくココです。
お疲れさま~。
もちろんジュジュにも赤粟穂のお福わけ。
ジュジュはうちに来て以来5年、最初の健康診断に行っただけで
病気や怪我知らずの健康優良児です。
たまには健康診断に連れて行きたいけれど、この子をケージから出そうとすると
そのほうがストレスがたまって体によくなさそうで、なかなかできないでいるのです。
このまま元気でいてくれますように。
そのあともココは甘えて私から離れようとはしませんでした。
うんうん、がんばったね。
羽もようやくきれいになりました。
これからも元気でいてね。
夜の体重108g。