夫が腕を見せて「ドメスティックバイオレンスや」と言うのです。
い、いきなりなに?私がなにをしたと言うの?
いえ、バイオレンスの相手はココ。
夫の腕には赤い糸のような引っかき傷がいくつもついていました。
そう言えば、ココの爪、長いこと切っていなかったなぁ。
私も痛いとは思っていたんだ。
今日は、妹や姪たちも来るので、ふたりがかりでココの爪切りをすることに。
夫がココを捕まえて仰向けにし、私が爪切りで切ります。
ぎゅうっっと足の指を握ってしまうのを伸ばしながら、
1本ずつ爪の先を慎重に切ります。
「もうちょっとだからね」「がんばってね!」と声をかけながら
なんとか8本の指の爪、全部を切ることができました。

手を離すと、ココは大きく口を開けてハァハァと息をします。
あぁ、暑かったね。
「よくがんばったね~」「えらかったね」とほめてやりました。

ココはすぐに夫の肩によじ登り
「つらかったけれどがんばったの…」と顔を寄せました。
「おぉ、痛くない、痛くない♪」と夫もにこにこ顔です。
もうDVだなんて言わせないわ。
朝の体重100g。

今日は地域で夏祭りがありました。
夏休み、どこへも遊びに行っていないと言う姪たちを誘うと喜んで来てくれました。
一緒にゆかたを着て出かけました。
妹にもらった
小鳥とベニテングダケのゆかた、やっとデビューです。
「ココちゃんと遊びたい!」と張り切っていた姪たちなのに
お祭りから帰ってきて、いざ出してみると逃げ回るばかり。
思ったよりも大きいのと、ばたばたと飛ぶのが恐いみたい。
でも下の子は本当は大丈夫で、姉のまねをしているだけのようです。
その証拠に、逃げ回りながらも顔は笑っていました。

飛ぶココが恐いなら、遊んでいるところを見てもらおう、と
いつもの綿棒と爪楊枝を出しました。
期待通りにココは遊んでくれて、姪たちもそのおもしろい姿に大喜びでした。

大騒ぎの後、妹と姪たちは4匹のスズムシをお土産に家に帰りました。

ココちゃん、お疲れさまでした。
夜の体重100g。