先ほど、ココが初めての卵を産みました!
あー、びっくりした!
ここ数日、やたら騒がしかったのです。
ケージに入っていると「出して!出して!」といつまでも鳴き、
出してやると、私にべったり甘えてくるか、
ひとりで床を歩きまわって暗い台所に入って行ったり、
私のスカートの中にもぐりこんだり。。
思えば、本能的に産卵場所を探していたのかもしれませんね。
そう言えば、こんなふうにほどいている毛糸の中にうずくまったりもしていました。

今夜もうるさかったので「もう寝なさい」とケージに入れてカバーをかけたのです。
と思ったら、「キョ…キョ…」とも「ピ…ピ…」ともつかないような
今までに聞いたことのない声で鳴いているので
心配になってカバーをめくって「大丈夫?」と覗いてみました。
すると。
見たことのないものがココの真下、フン切り網の上に転がっていました。
目を疑ってしまいました。
タ・マ・ゴ!?卵だ~!!

おそるおそる取り出してみました。
産み落とされたショックで、くっきりとフン切り網の形にへこみが入っています。
でもうっすらとピンクに透けるようできれいです。
気になるのは痛々しい血の跡。。
難産だったのかしら!!
ところがココはけろっとして私の肩でくつろいで羽繕いをしています。

今、産んだばかりのわが子(?)を見せても全然興味を示しません。
なんだかすっきりとした様子で上機嫌でした。
そのうち、自分でケージに帰って行って、もりもりとごはんを食べるのでした。
私はと言えば、すっかり慌ててしまって夫や実家に電話をして。
夫も実家の母や妹も「えぇっ!?」とびっくりしていました。
夫は「女の子なんだねぇ」としみじみと感慨にふけるばかりです。
いつも鳥たちを預かってくれるお姉さんなら鳥のことに詳しい!と思いつき、
夜遅くて申し訳ないのですが、電話してしまいました。
その方にいろいろとアドバイスをいただけて少し落ち着きました。
まず、ココ本人が元気そうなら今特に心配はいらないこと。
まだ卵を産むかもしれないので、卵詰まりにならないように暖かくすること。
今は肝臓の薬を飲んでいる最中だけど、産卵中も飲んでいいかどうか
獣医さんに伺ったほうがいいこと、などなど。
その方のおうちでも、10年間男の子とばかり思っていたコガネメキシコインコが
先週いきなり初めて卵を産んで、びっくりしたとのことでした。
ココも昨年の12月で4歳になり、もう今更卵を産むこともないだろう、なんて
楽観視していたのですが、やっぱり女の子は気をつけてやらなければいけませんでしたね。

これは、ついさっきのココの姿です。
卵を産むという大仕事を成し遂げ、少し自慢げにもすっきりしたようにも見えます。
まあ、元気ならいいのだけど…。
まだしばらく気は抜けないので、注意していきます。
明日の朝はすぐにヒゲ先生に電話しよう!