4月11日
まだ換羽が続いているジュジュ、今朝は尾羽が抜けていました。
見てみると、ぱさぱさとしてまばらな羽です。
お年のせい?(推定もうすぐ11歳)
ぴかぴかの新しい羽が生えてくるといいね!
一足先に換羽が終わったココは、どんどん体重が増えています。
朝から体重116g。
春の健康診断で大好きな先生に会う前に、ちょっとダイエットしなくちゃね。
今日のお茶のお稽古の最初は、
花所望でした。
私が亭主で、お正客にお花を活けていただきました。
花台に置かれた花がきれいだったので、お水屋で撮りました。
みんな先生のお庭に咲いている花です。
そして、お正客が活けられたのがこのお花、白雪芥子と黒侘助、宝鐸草です。
落ち着いていて、それでいて春らしい素敵な取り合わせです。
シックな色合いでうつむいて咲くクリスマスローズはお茶花にどうかしら?
ふと思いついて訊いてみました。
クリスマスローズも使うこともあるそうです。
「寒芍薬」と言うのですって。
なるほど。いい名前です。
庭のクリスマスローズも、こんな花入れに活けたら「寒芍薬」に見えるかな。
お茶のお稽古の行き帰りには、古い小さい小鳥屋さんの前を通ります。
うちの初代インコ、トトを買ったお店です。
そこが、今日通ったら、シーンと静かなのです。
覗いてみると、鳥かごは並べられているものの、どれも中は空っぽ。
餌箱も伏せられていました。
端っこの籠に2羽だけ、ひっそりと青いセキセイインコが寄り添っていました。
閉店なのでしょうか。
真冬で夏でも軒先に鳥かごが並べられ、小鳥たちはそんな中、
いつも元気に賑やかにさえずっていました。
飛び散る餌を当てにして、スズメや鳩も遊びに来ていました。
小さいお店の中には、おじいさんとおばあさんが小鳥たちのおしゃべりの中、
のんびりと座っていました。
売り物、と言うより、鳥が好きだからいっぱい飼っている、と言う感じのお店でした。
トトが亡くなったあと、トトと一緒にますかごに入っていた兄弟たちが、
賑やかに元気にしているのを、嬉しく見ていました。
ぎゅうぎゅう詰めにつぼ巣に入っている十姉妹たちを見るのも楽しみでした。
軒先には出されない籠の中には、オカメインコや九官鳥がいました。
あの子たちは、どこに行ってしまったんだろう。
きれいで管理が行き届いているペットショップが多くなった現在、
このような「町の小鳥屋さん」を続けていくのは大変なことなのでしょうね。
好きでなくてはやっていけないし、それだって跡継ぎがいないと続けられないし。
いつもそこにいたはずのおじいさんの姿がないのが心配です。
来週、ここを通るのが怖いようです。